CDPとは
CDPは、2000年に英国で設立された国際的な環境NGOです。機関投資家などの署名機関と連携し、質問書を通じて企業や自治体に対し、気候変動、フォレスト、水セキュリティ、生物多様性、プラスチックなどの環境課題に関する取組みや環境インパクトの情報開示を要請しています。
CDPは透明性の高いデータを通じて企業や自治体の環境行動を促進することを目的としており、その開示システムにはISSBやTNFDなどの主要な国際的報告基準・フレームワークの考え方も統合されています。開示された情報はCDPにより評価・スコア化され、世界最大級の環境データセットとして国内外の投資家、企業、政策決定者などに活用されています。
2025年には、CDPを通じて環境情報の開示を求めるキャピタルマーケッツ署名機関は640以上にのぼり、その資産総額は約127兆米ドルに達しました。また、270社以上の企業がサプライチェーンプログラムを通じて取引先に情報開示を要請しており、その調達総額は約6.4兆米ドルに相当します。さらに、22,000社以上の企業および1,000を超える都市・州・地域がCDPを通じて環境情報を開示しており、CDPデータは投資判断や企業との対話、政策形成などに幅広く参照されています。
また、CDPスコアはESGインデックスの構成要素として利用されているほか、日本国内においてもサステナビリティ・リンク・ローンやサステナビリティ・リンク・ボンドなどの指標の一つとして用いられています。
CDP認定ソリューション
プロバイダー
当社は、CDPが独自の審査により専門性や実績を有する企業を認定する制度「CDP認定ソリューションプロバイダー(ASP)」として、2025年1月より気候変動・ウォーター・フォレスト分野のコンサルティングサービスに関して認定を受けています。
CDPの質問書や評価の枠組みに関する専門知見を活かし、企業の環境情報開示およびCDP回答支援を行っています。
主な関連実績
- 2021年~2023年
- CDP スコアリングパートナー(気候変動、フォレスト、及びウォーター(2023年のみ))
- 2023年
- 「CDP 水セキュリティレポート 2023(日本版)」執筆
- 2025年~
- 気候変動・ウォーター・フォレスト コンサルティング認定パートナー(ASP)
当社の支援サービスについて
当社では、スコアリングパートナーを通じて蓄積したCDP質問書および評価の観点に関する理解に加え、ASPとしてCDPとの綿密なコミュニケーションを通じて日々得られる知見を活かし、回答準備から提出後の課題整理まで一貫した支援を提供しています。設問数が多く自由記述も多いCDP質問書に対して効率的かつ的確に対応できるよう、各企業の状況に応じたサポートを行います。
さらに、CDP回答に関連する取組みとして、Scope3排出量の算定支援、ISSB(TCFD)、TNFDに基づく情報開示支援、社内研修なども実施しています。
企業ごとの課題やご要望に応じて、関連情報の提供やサービス内容のご説明、お見積りのご相談も随時承っております。どうぞお気軽にお問い合わせください。
業務の詳細はこちらをご覧ください。
支援実績
弊社は毎年、多くの企業様の回答をご支援させていただいております。スコアリングパートナーに就任した2021年以降、ご支援させていただいた企業はすべてB以上のスコアを獲得されており、約半数の企業様が気候変動においてAスコア、すべての企業が水セキュリティにおいてA-以上を獲得されております。
また、スコア向上余地のある企業様では、約半数が前年スコアより向上し、残り半数は前スコアを維持されているなど、その時点でのお取り組み状況を踏まえたうえで、獲得可能な評価水準については、概ね最大限まで獲得されております。特に、自社でご回答されていた企業において、当社の支援を通じて評価が向上しています。